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木曜夜コース
¥17,600
⭐️第1クールは販売終了となりました。お申し込みいただいた皆様ありがとうございました。次回クールについては講師の近藤さんと開催検討中となります。ぜひ興味がある方は再入荷お知らせメールをご登録ください。
美術批評家・キュレーターである近藤亮介さんによる新しいFILTR授業シリーズ「美術批評入門」。
■販売中のクール
第1クール
- 木曜日夜: 8/10, 8/17, 8/31, 9/14, 9/21
■授業について
・毎週木曜日
・開催時間: 夜20時〜21時30分
・ Zoomを利用し、全てオンラインで行います。
■趣旨
美術館から路上まで、今日の現代美術は私たちの身の回りに溢れています。一方で、多様なかたちを持つ現代美術を分かりにくいと感じている人も少なくないのではないでしょうか。そのような状況のなか、作品と鑑賞者をつなぐ重要な役割を担っているのが美術批評です。美術批評は、言葉で作品を価値づける行為です。これまで何となく眺めていただけの作品も、言葉で表現してみれば、自分自身にとってアクチュアルなものとして見ることができるようになります。
この講座では、作品や展覧会について書くことを実践的に学びながら、現代美術について「考える力=鑑賞眼」を養います。具体的には、美術批評の歴史や理論を概観した上で、受講生一人ひとりが批評を書き、他の受講生とのピアレビューやディスカッションを行います。今まで批評を書いた経験がなくても、美術への好奇心があれば大丈夫です。美術批評の方法を身につけて、現代美術の世界へ足を踏み入れてみませんか。
■講座の内容
第1回 美術批評の基礎
美術批評の歴史と理論
第2回 美術批評の実践①
自分の好きな/気になる作品について
第3回 美術批評の実践②
最近見た/現在開催中の展覧会について
第4回 美術批評の実践③
第5回 講座の振り返り
■講座の特徴
・初心者向け
美術批評、キュレーターの考え方に触れてみたい方。美術史の事前知識は不要です。
・対話型
講師の話を一方的に聞くのではなく、チャットやブレイクアウトルームを使う参加形式で進みます。
■講師について
近藤 亮介
1982年大阪市生まれ。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン美術学部(Slade School of Fine Art)卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。ハーバード大学デザイン大学院(Harvard Graduate School of Design)フルブライト客員研究員、東京大学教養学部助教を経て、現在、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科非常勤講師。
専門は美学芸術学・ランドスケープ史。近年の著作・翻訳に『セントラルパークから東京の公園を見てみよう』(公益財団法人東京都公園協会、2023年)、ロバート・スミッソン「フレデリック・ロー・オルムステッドと弁証法的風景」(平倉圭氏との共訳、『美術手帖』7月号、2022年)、「錯綜と連想――ピクチャレスクから見たドイグ」(『現代の眼』635号、東京国立近代美術館、2021年)など。また、近年の企画・キュレーションに「アーバン山水」(kudan house、2023年)、「それぞれの山水」(駒込倉庫、2020年)など。
山水東京
https://sansui.space/
近藤亮介 | 美術手帖
https://bijutsutecho.com/search/word/magazine?q=%E8%BF%91%E8%97%A4%E4%BA%AE%E4%BB%8B
■参考書籍
※以下は講座内容をより深く理解するための参考書籍となります。必須ではありません。
筒井宏樹編『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013年)
https://amzn.to/3NSmn9E
美術手帖編『これからの美術がわかるキーワード100』(美術出版社、2019年)
https://amzn.to/3CTtSXG
藤田直哉編著『地域アート――美学/制度/日本』(堀之内出版、2016年)
https://amzn.to/3pw28p5
■注意事項
・Zoom URLについては講義開始の2週間前までにお送りします
・対話を促し、学びの質を高めるため1クラス毎に人数制限を設けております。
・講義の質を担保するため振替対応は原則致しませんのでご了承ください。
・全ての講義でディスカッションがあります。
・安定した通信環境のご用意をお願いいたします。
・下記に当たる行為が判明した場合は受講をその場で打ち切らせていただくことがございます。
- 1枚のチケットの複数名利用
- 授業の進行を著しく妨害するような行為・発言
- レジュメの無断配布・アップロード
- 講義動画・写真の無断配布・アップロード
・キャンセルは販売期間中のみの受付と致します。ご注意ください。